ライブロックの利用方法【効果、使い方・買い方・メンテナンス】




どうも。ジョージです。

今やサンゴレイアウトの岩組には欠かせないライブロック。
初心者の方でも、ライブロックという言葉を聞いたことがある思います。

私も初心者のころは「きれいなのか汚いのかよく分からない岩の塊が数千円もするのか。」と思っていました。
水槽で岩組をするとなると軽く1万円を突破します。
飼育する海水魚でもこれだけのお金を掛けるには度胸がいるのに、なんでこんな岩に金かけなあかんねん!と。
こんな岩なくても飼育できるんちゃうの!?
などなど、ライブロックに関して様々な疑問を感じている部分がありましたので、今日はライブロックについて説明したいと思います。

ライブロックとは

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ライブロックとは、元はサンゴの骨格だったものが崩れて岩状になり、そこに様々な生物や藻類が付着したサンゴ岩のことです。

多くの生物のすみかとなっているためライブ(生きている)ロック(岩)と呼ばれています。

反対に元はサンゴ骨格でも、陸上げされて微生物やバクテリアの死滅しているものはデス(死)・ロック(岩)と呼びます。

ちなみに私がマリンアクアを始めたばかりの頃はライブロックのことをライ・ブロックだと思っていました(笑)

ライブロックを使うメリット・デメリット

ライブロックを水槽に入れるメリット

ライブロックの表面や内部にはたくさんの微生物やバクテリアが住み着いています。

ライブロックを入れることで、生物ろ過に必要なバクテリアを定着させることができるので、水槽の立ち上がりが早くなり、水槽が立ち上がった後も、水質が安定しやすくなります。

ミドリイシ等のSPS水槽では、ろ材を入れずにライブロックとプロテインスキマーのみで維持するナチュラルシステムによる飼育方法もあります。

ライブロックのメリットはバクテリアだけではありません。

水槽に配置することで、自然な景観をつくることができ、生体の隠れ家を作ることができます。

ライブロックを複雑に組むことで、魚同士の喧嘩を和らげることもできます。

ライブロックを組んだ我が家のメイン水槽です。

複雑に岩組を組むことで、魚の隠れ家を確保でき、小型ヤッコ同士の混泳も現在のところ維持できています。

ライブロックを水槽に入れるデメリット

ライブロックに住み着いている生物は、バクテリアだけではありません。

あまり好まれない生物のカニやシャコ、ウミケムシ、カーリー、ヒラムシ等々を水槽に持ち込んでしまう危険性があります。

カニやシャコが水槽に入りこんでしまいますと、魚を捕まえて食べてしまうこともある上、発見しても逃げ足が速くてなかなか水槽から取り出すことでできません。

キュアリングをすることである程度は防げますが、100パーセントの防ぐことは不可能ですので、招かれない生物を取り入れてしまう可能性があります。

我が家ではウミケムシが大繁殖してしまい、夜に水槽を覗くと気持ち悪い生物が大量に蠢いています。

また、ライブロックを入れることで流れのできない止水域ができてしまいデトリタスが溜まりやすくなりますし、岩組をすることで水槽内の掃除やリセットもしにくくなります。

それと、品質にもよるのですが1kgあたり1500円~3000円くらいしますので、価格が高めということも初心者にとっては負担となるのではないでしょうか。

60センチ水槽で岩組レイアウトを作ろうと思うと10㎏くらい使いますので、価格も数万円かかってしまうこともあります。

その他にもライブロックを入れることによって水量が減り、小型水槽では維持が難しくなります。

更に魚が病気にかかった時に薬品の使用ができないというデメリットもあります。

我が家で持ち込んでしまったカーリー(セイタカイソギンチャク)

ライブロックの選び方

ほとんどのショップで、ライブロックは専用水槽にストックされています。

購入の際は、まずストック水槽の水を確認しましょう。

水がひどく濁っていたり水面が泡だらけの場合は、ライブロックの状態が良くないことが多いです。

また、匂いを嗅いで、ストック水槽から異臭がしないか確認しましょう。

異臭がするということは、微生物が死滅して腐っている可能性が大です。

次に、ストック水槽内のライブロックをよく観察して、石灰藻が多く付着しているものを選びましょう。

紫色の部分が石灰藻になります。

ただし、石灰藻が付着してなくてもバクテリアは付着していますので、土台に使用しても良いでしょう。

ライブロックは必ず必要なの??

ライブロックのメリット・デメリットを説明してきましたが、必ず必要なものではありません。

ライブロックがないと水質が安定しないというわけでもありません。

ライブロックを入れない水槽で飼育されている方もたくさんいますし、ショップの水槽などではライブロックが入っていない水槽もたくさん置かれています。

ライブロックを入れるメリットはたくさんありますので、目指している水槽に合わせて取り入れるといいと思います。

ライブロックのメンテナンスについて

ライブロックは、一度設置すればあまり動かさないのが基本です。

水槽内でライブロックを動かすと飼育水中に汚れが舞ってしまい、その汚れが魚の病気の原因になったりします。

ライブロックの表面にやくぼみに溜まったゴミは、細いホースなどを使って吸い出すようにしましょう。

ライブロックを取り出して洗うのは、ひどくコケの生えている状況を改善できないなどの最終手段にしましょう。

また、洗う時はせっかく繁殖させたバクテリアが死滅しないように飼育水を使って洗うようにしましょう。

水道水で洗ってバクテリアを死滅させてしまえばライブロックの価値は半減してしまうでしょう。

ライブロックは水槽内で作ることができるの??

水槽内で作れます。

安定している水槽にデスロックを入れておくと、バクテリアが住み着いてくれますし、石灰藻が繁殖している水槽ではデスロックにも石灰藻が付着し美しいライブロックを作ることできます。

ライブロックのデメリットを避けたい方は、セラミック製の人工岩等を取り入れて自分でライブロックを作ることも可能です。

私は美しいライブロックを作ることができる水槽が理想的な水槽だと思っています。

 

ライブロックの価格の差はいったい何??

ショップで売られているライブロックには、グレードによって価格差があるものがあります。

グレードの差は、主に石灰藻の付着状況によって差がつけられていることが多いです。

ピンク色の美しい石灰藻の量が多い程、高価な傾向にあります。

また、それ以外の要因として形が枝状である等、特殊な形をしていることや産地によっても価格が変動するようです。

グレードの低いライブロックだからと言ってバクテリア等の微生物の付着が少ないわけではありませんので、自身のある方はグレードの低いライブロック購入して、美しいライブロックに仕上げるというのも面白いと思います。

 

まとめ

魚を飼う上ではライブロックは絶対に必要なものではありません。

しかし、私はデメリットを上回るメリットがあると思っていますので、すべての水槽で使用しています。

最近のSPS水槽ではライブロックを使ったナチュラルシステムが現在の主流となってきていますので、必要に応じて取り入れると良いと思います。

 

今日も最後まで「疑問だらけのマリンアクアリウム」を読んで頂きありがとうございました。

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8 Comments

  1. 突然ですがこんにちは!私も昭和56年生まれ滋賀県の八日市在住リーマンマリンアクアリストです!ジョージさんのプロフィールみて鳥肌たちました、なんせ貴重な滋賀のマリンアクアリスト様ですから!めっちゃ親近感からコメントしちゃいました!インスタやブログ(ブログはほぼ休止)をumeoct1でやってます!よかったら覗いてみてください(*^^*)滋賀県のマリンアクアリストさんを見つけて嬉しいっす!

    • umeoct1さん、初めまして。
      コメントありがとうございます。
      滋賀のマリンアクアリスト様からコメントが頂けて嬉しいです!
      私は大津市在住ですが、以前は八日市の小脇町に住んでいたことがありますよ!
      ご近所さんでしたね。
      ブログ拝見させて貰いました。
      家と調和のとれた水槽設備が羨ましいです。
      海水はまだまだ経験は浅いですが、よろしくお願いします。

  2. お久しぶりです。以前すごくお世話になりました、くろっこです。
    再び教えていただきたいことがありましてコメントさせて頂きました。
    今30センチキューブ水槽から60センチ水槽に引越しをしようと思っているのですが、だいたい何日たってから引越しをしたらよいのでしょうか?
    僕もいろいろ調べてるのですが、なかなかいいのが検索できなくて・・・
    今は60センチ水槽にライブロックをいれて、30センチキューブに使用していた、海道カッパで空回しをしているところです。

    • くろっこさんお久しぶりです。
      ついに60㎝水槽にステップアップですね!
      私の場合は、海水もライブロックもろ材もそのまま新しい水槽に移してしまうので当日に引っ越しさせたりもします。
      新しい水槽を立ち上げて、魚を移すのであれば1週間程度は回しおくといいと思います。
      新しい水槽は不安定なので、水量が増えたからと言っていきなり魚を増やさないことが重要ですね。
      60㎝水槽になれば飼える魚も増えますし、これからのアクアライフが楽しみですね!

      • コメントありがとうございます。
        今んとこもうすぐ1週間になりますので引越しをしたいと思います。すごく楽しみです!
        60センチ水槽でナンヨウハギを飼いたいんですが、やはり小60センチ水槽では小さいでしょうか?あと、ナンヨウハギは白点しやすいと聞いたので((((;゚Д゚)))))))

        • ナンヨウハギは大きくなるので、最終的には90㎝くらいの水槽が必要になってきます。
          小さい間は60㎝水槽でも十分に飼育できると思います。
          やはりハギ系は白点が付きやすいので注意が必要ですね。
          現在我が家も白点に悩まされおりまして、キイロハギに白点がついています。

  3. ナンヨウハギは諦めます((((;゚Д゚)))))))子供がブラックオセラリスが飼いたいっていってるんですが、60センチ水槽にカクレクマノミとブラックオセラリスを飼うことはやっぱ無理ですよね?
    喧嘩するって聞いたので(*´Д`*)

    • ブラックオセラリスは、カクレクマノミの改良種になりますので、同種同士で喧嘩すると思います。
      イソギンチャクを複数入れれば、混泳も可能かもしれませんが、一緒に飼わない方が無難かと思います。

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