
こんばんは。ジョージです。
我が家のメイン水槽にはキイロハギが1匹入っているのですが、1匹入れただけでボーボーだったヒゲ状のコケがきれいになくなりました。
真っ黄色な綺麗な体で水槽を綺麗にしてくれる上、性格もいいという素晴らしいお魚です。
今回はそんなハギについての図鑑を作ってみました。
ハギ系は、映画で一躍有名になったドリーことナンヨウハギや真っ黄色な黄色ハギなどカラフルな種類が多いグループです。
草食傾向が強いことから鑑賞用だけでなくコケ取りとしても有能で、コケに困っている方にはぴったりのお魚達です。
それでは紹介していきます。
Contents
キイロハギ
学名 Zebrasoma flavescens
最大全長 約15cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 3,000~5,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
全身が真っ黄色ので、尾びれに白色の棘を持つ美しい種類。草食性が強くライブロックに付着した苔類や海藻を好んで食べる。
乾燥の人工飼料に餌付くことから飼育はしやすいが、時々植物性の餌を与えるといいだろう。
性格も温和で様々な種類と混泳させることができる優等性的存在と言える。
クログチニザ
学名 Acanthurus pyrof
最大全長 約20cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,000~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
幼魚の頃は、全身が真っ黄色でヘラルドヤッコに似るが、成長とともに各ヒレが黒っぽい体色に変化し、ボディにほんのりとした黄色が残る。
自然界では海藻やコケ類を食していることから、植物性の餌を好むが人工飼料にも餌付く。餌付けができてしまえば、性格は温和な方なので飼いやすい種類と言える。
ナミダクロハギ(ホワイトノーズサージョンフィッシュ)
学名 Acanthurus japonicus
最大全長 約25cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,500~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
一見地味なカラーリングですが、オレンジと黄色のラインが水槽内でよく映えるハギの仲間。
自然下では小さな群れで生活しているが、縄張り意識が強いことから水槽内での同種混泳は難しい。
目の下の模様が名前の由来である。
ミヤコテングハギ
学名 Naso lituratus
最大全長 約50cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,000~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
テングの鼻のように見える長く飛び出した額と、顔の派手な化粧が特徴のニザダイの仲間。体長が50センチ程に成長する大型の種類。
藻食性で、藻類を食べる。自然界では単独でいることが多いがテリトリーを守るため、近付く魚を尾部の突起で切り付けることもある。
ゴマハギ
学名 Zebrasoma scopas
最大全長 約20cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,000~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
細長い吻をもつニザダイの仲間でキイロハギの色違いのような雰囲気の魚。
物怖じせず人工飼料にも餌付きやすいので飼いやすくお勧めのハギと言える。
丈夫で飼育しやすい魚が植物性の餌を多めに与えないと調子を崩しやすい面がある。
同種・近縁種及び体形・色が似た魚とは争うことがあるので注意が必要。
ナンヨウハギ
学名 Paracanthurus hepatus
最大全長 約30cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 3,000~6,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
映画「ファインディングドリー」で一躍有名になった種類。
ブルーの地に黒い模様と黄色い尾びれが美しく、これぞサンゴ礁の魚と言える。
植物性の餌を好むが人工飼料にもなれやすく、丈夫で飼いやすい種類。
思いの他、大きく成長するので90cm以上の水槽を用意した方がいいだろう。
パープルタン
学名 Zebrasoma xanthurus
最大全長 約20cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻、藻類
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 12,000~20,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
全身が紫色で、尾びれが黄色の美しく上品なハギの仲間。
自然下ではサンゴ礁域の藻類の良く発達した20m以浅の海域に住んでいる。
紅海産で輸入量は少ないが、人工飼料にも餌付きやすく飼育し易い種である。
ヒレナガハギ
学名 Zebrasoma veliferum
最大全長 約30cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻、海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,500~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
その名前の通り大きく張り出したヒレとストライプ模様が美しいハギの仲間。
広い範囲に生息していますが地域変異個体も何種類か存在する。
水槽に発生するコケの一種を食べるため、サンゴ水槽にもオススメの種類である。
パウダーブルータン
学名 Acanthurus leucosternon
最大全長 約20cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 10,000~20,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
淡い紫色、胸の白色、背びれの黄色がよくあったゴージャスな色彩である。
自然界では、大きな群れを作り群泳する姿は圧巻である。
入荷量は少なめで、価格も高めである。
ニジハギ
学名 Acanthurus Lineatus
最大全長 約25cm
温度 24度前後
餌 人工飼料・ウミブドウ等の海藻
混泳 食べられないサイズであれば基本的に可
サンゴとの飼育 適
価格 1,500~3,000円
飼育難易度 ★★★☆☆
名前の通り虹のように黄と青が入り交じった縦縞が美しいハギの仲間。
やや大型になるが、糸状の藻類を食べてくれるためコケ取りにも適している。。
丈夫で飼育しやすい魚だが植物性の餌を多めに与えないと調子を崩しやすい面があるため。日常の水質管理に気をつけた方がよい。
同種・同属間で争う場合があるので混泳には注意が必要。
今日も最後まで「疑問だらけのマリンアクアリウム」を読んで頂きありがとうございました。
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