
小型ヤッコの仲間は、分類上3つのグループに分けられるようです。
まずケントロピーゲ属とパラケントロピーゲ属に分けられます。
さらにケントロピーゲ属はケントロピーゲ亜属とクシピポプス亜属に分類されます。
本日は、最も種類の多いクシピポプス亜属について紹介します。
クシピポプス亜属は、性格はタフな種が多く、餌付けもしやすいグループで水槽での飼育に適したグループと言えます。
また、サンゴの食害も比較的少ないようです。
Contents
フレームエンゼルフィッシュ
学名 Centropyge loriculus
最大全長 8cm
温度 24度前後
餌 人口資料・冷凍資料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 4000~10000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
燃えるような赤が美しく、水槽の主役に持ってこいの種です。
小型ヤッコの定番種で流通量も多く入手しやすく飼いやすい種です。
我が家のメイン水槽でも主役となっています。
アカハラヤッコ
学名 Centropyge ferrugata
最大全長 8センチ
餌 人口資料・冷凍資料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 1000~3000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
オレンジ色のボディが美しい種類です。
流通量も多く価格も手ごろであることから小型ヤッコの入門種と言えるでしょう。
ポッターズピグミーエンゼル
学名 Centropyge potteri
最大全長 8cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 5000~10000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
レンガ色の頭部から紺色の尾部にかけてのグラデーションが非常に美しい種類です。
ハワイ周辺の固有種で、入荷量をそれほど多くはありませんが、ショップを回っているとほどほどに目にする種類です。
マルチカラーエンゼル
学名 Centropyge multicolor
最大全長 9cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 5000円~15000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
青・白・黄の配色が個性的なヤッコです。白を基調とした魚は少ないので水槽の中でも印象的でサンゴ水槽がよく合います。価格は少し高めですが、他の小型ヤッコと同様に飼育できます。
アフリカンフレームバックエンゼル
学名 Centoropyge acanthops
最大全長 8cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 5000円~10000円
飼育難易度★★☆☆☆
小型ヤッコの中でも小型の種類です。オレンジとブルーの配色が非常に美しいですが、小型ヤッコの中でもさらに気の強い種類ですのでヤッコ同士の混泳には注意が必要です。
我が家の場合はフレームエンゼルがヤッコの中でも1番サイズが小さいこともあって混泳が上手くいきました。
カリビアンフレームバックエンゼル
学名 Centropyge aurantonotus
最大全長 8cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
混泳 同種及び近縁主とは激しく争う・多種とは基本的に可能
価格 8000円~15000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
アフリカンフレームバックエンゼルとよく似ていますが、本種は尾びれまで紺色に染まります。
価格についても若干高くなります。
チェルブピグミーエンゼル
学名 Centropyge argi
最大全長 6cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
価格 5000円~10000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
カリブ海に生息する小型ヤッコで紺色の体に黄色の頭部が美しい種類です。
よく泳ぎ回り丈夫で飼いやすい飼いやすい種類と言えるでしょう。
チャイロヤッコ
学名 Centropyge fisheri
最大全長 8cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
価格 1000円~3000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
小型ヤッコの中では地味な方ですが、地味ゆえに腹部のブルーラインがよく映えます。
安価で丈夫種ですのでヤッコ入門に適した種だと言えます。
ルリヤッコ
学名 Centropyge bispinosa
最大全長 10cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
価格 1000円~3000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
安価で入荷量も多く手に入りやすい種類です。紫のボディに腹部が赤く染まっており、全体的に赤みの強いものや、青みの濃いものなど地域によって体色が違うようです。
ダイダイヤッコ
学名 Centropyge shepardi
最大全長 10cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
価格 15000円~20000円
飼育難易度 ★★☆☆☆
アカハラヤッコによく似ていますが別種となります。入荷量は若干少なめで価格も少し高めなようです。
レンテンヤッコ
学名 Centropyge argi
最大全長 20cm
餌 人工飼料・冷凍飼料
価格 50000円~100000円
飼育難易度 ★★★☆☆
頭部から尾部にかけてのブルーの斑点が非常に美しい種類です。
温帯適応種のヤッコで、小型ヤッコの中では最も大型になる種類です。
日本固有の種類で、高水温には弱い為冷却設備は必須です。
他にもレスプレンデントピグミーエンゼル、ホツマツアピグミーエンゼル、ココスピグミーエンゼル等の高級魚集団がおりますが、写真がなかったので手に入り次第更新したいと思います。
小型ヤッコ(パラケントロピーゲ属)に関する記事「小型ヤッコ図鑑(パラケントロピーゲ属)」はこちらから。
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