
どうも。ジョージです。
お魚を飼おうと思うきっかけって色々あると思います。
例えば、磯遊びして捕まえてきたお魚を飼い始めたり、水族館で綺麗な水槽を見て家でも飼ってみたいな~と思ったり、映画を見てニモとかドリーを飼ってみたいと思ったりときっかけは色々あると思います。
でも初心者が海に棲むお魚を飼おうと思った時に、どんな道具を揃えたらいいのかわかりませんよね。
今ではインターネットで簡単に情報が見つかります。
でも、飼ってみるとわかるのですが、海水魚の飼育って人に結構考え方が違うようで揃えるアイテムも人それぞれなんですよね。
基本的なアイテムさえ揃えておけば、それぞれの飼育方法で飼えますので、今回は必需品となるアイテムを紹介します。
Contents
水槽
海水を貯めて魚を飼う容器で、これがないと始まりません。
水槽には大きく分けてガラス製のものとアクリル製のものがあります。
ガラス製水槽
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ガラス製の水槽は透明度が高く、ガラス面が傷つきにくいという特徴があります。
小型から中型のものであれば販売数も多く、低価格であることから初心者には扱いやすいと思います。
しかし、ガラス製であるが故に、衝撃を受けると割れることもありますし、重量もありますので取り扱いには注意が必要です。
90㎝を超える大きさのガラス水槽になると、成人男性でも持ち上げるのが困難な重さになります。
アクリル製水槽
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アクリル製水槽は、透明度が高く軽量で頑丈なのが特徴の水槽です。
割れにくいため安心感がありますが、細かい傷がつきやすいうえ、価格は高めという欠点もあります。
長く使用していると、小傷により水槽が曇ったように見えることからメンテナンス時には注意が必要です。
頑丈なので大型魚の飼育に向いていると言えます。
ガラス水槽か?アクリル水槽か?
小型から中型の水槽であればガラス水槽、中型から大型の水槽であればアクリル水槽がいいと思います。
水槽30センチかは幅30センチから2メートルを超える水槽まで売られていますが、初心者の方は60センチ水槽から始めるのがいいと思います。
なぜ60センチ水槽がいいのかというと
- 日本の家庭環境にピッタリのサイズ
- 約60リットルの水量があるため比較的水質が安定する(水量が多い程水質が安定する)
- 水を抜けば持ち運びのできる大きさ・重さのためメンテナンスがしやすい
- 日本では標準サイズの水槽で、量産されているため低価格である
- 同じ理由で付属アイテムの種類が豊富
- 大きな水槽にステップアップした後も隔離水槽として使用できる。
等々色々なメリットがあり、デメリットの少ないサイズだと思います。
セットでの販売も多く、最初は水槽セットから始めるのもいいでしょう。
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水温管理(ヒーター・サーモスタット・クーラー)
お店で販売されている海水魚は24度前後の水温を好む魚が多いため、飼育するためには水温を一定の温度に保つ必要があります。
日本には四季があり気温が安定していないので、機器を使用して温度を保たなければなりません。
水温を温める装置がヒーター、水温を一定の温度に保つのがサーモスタットになります。
また、夏場になれば水温が24度を大きく超えてしまうため水槽用クーラーも必要になります。
ヒーター・サーモスタット
ヒーターは水温を温めるもので、サーモスタットは温度を一定に保つセンサーです。
ヒーターをサーモスタットに接続することで、水温が設定温度を下回るとヒーターが作動し温めてくれ、設定温度になるとヒーターが停止し温度を保ちます。
60センチ水槽であれば150ワットくらいのヒーターとそれに対応するサーモスタットがあれば十分です。
我が家ではこのサーモスタットを使用しています。
これに200ワットのヒーターを接続して使っています。
温度調節もダイヤル一つでできますし、低価格なのでおススメです。
水槽用クーラー
夏場であれば、水温を低下させるための水槽用クーラーか冷却ファンを用意します。
海水魚は高水温に弱いので、夏場には必要です。
水槽用クーラーは、高価ですが設定した温度に下げてくれます。
冷却ファンは、安価ですが気化熱を利用するため3~4度しか下げることができません。
なんとか夏を乗り切れると言った程度です。
趣味として海水魚やサンゴを続けていくのであれば、高価ですがクーラーを購入した方が絶対に良いです!
我が家ではこれを90センチ水槽に使用しています。
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フィルター(ろ過装置)
ろ過フィルターとは水を綺麗にするための装置です。
海水魚の飼育は、金魚や淡水の熱帯魚よりもろ過に依存します。
ろ過には、飼育水中のろ過を取り除く「物理ろ過」、生体の排泄で生じた有害物質をバクテリアの作用によって毒性を下げる「生物ろ過」、活性炭や吸着剤等で汚れを吸着して取り除く「化学ろ過」の3種類があります。
この3種類のろ過を行うのが、フィルター(ろ過装置)になります。
フィルターには、多くの種類があり、使用目的や水槽の大きさを適したものを選んで使いましょう。
底面フィルター
水槽の底に設置し、その上に砂を敷いて、底砂をろ材として利用するタイプのフィルターです。
エアーポンプで使うものと水中ポンプで使うものがあります。
価格が安くて手軽に設置をできますが、上に砂をしくためにメンテナンスがしづらいなどのデメリットがあります。
外掛け式フィルター
水槽の縁にかけて使うタイプで、コンパクトでメンテナンスが簡単で使いやすいフィルターです。
しかし、ろ過量が少ないため、海水魚飼育においては小型水槽用と割り切るか、サブフィルターとして使う方が良いと言えます。
現在では、スキマー機能付きのものや殺菌灯付きの外掛けフィルターも販売されていますので、いろいろな使い方ができます。
我が家では30㎝キューブ水槽のメインフィルターとしてこれを使っていました。
小型水槽のメインフィルターの他に90センチ水槽のサブフィルター兼プロテインスキマーとして使えたので、1個は持っていると便利です。
上部フィルター
水槽の上部に設置するフィルターで、ポンプで水をくみ上げた水をろ過します。
最終的にろ過された水が落ちる際に空気と触れ合うために酸素供給する働きもあります。
価格が手ごろで、ろ過力も高い装置であるため、海水魚飼育には向いているフィルターですが、塩だれがしやすかったり、水槽の上部が半分塞がってしまうなどのデメリットもあります。
外部フィルター
水槽からポンプで水を引き込んで、水槽とは別に濾過槽を設けるフィルターです。
ろ過能力が高い上にクーラーや殺菌等とも接続できることから拡張性も高い、また空気に触れあわないことから二酸化炭素が空気中に逃げにくく水草水槽における最強フィルターです。
ただ、海水水槽は十分な酸素が必要となるため、空気に触れにくい外部フィルターは少し使いづらいところあります。
しかし、プロテインスキマーやサブフィルターと組み合わせることで海水水槽でも十分に能力を引き出すことができます。
我が家では海道河童(大)と組み合わせてこの外部フィルターの旧型を使っていました。
メンテナンスのしやすい設計ですのでおススメですよ。
照明
観賞用のライトです。
ライトが無くても魚だけなら飼えますが、せっかく買った魚が暗くて見えないので鑑賞用のライトを用意しましょう!。
蛍光灯があった方が魚にも昼と夜ができて生活リズムができるのであった方がいいと思います。
蛍光灯、LEDライト、メタルハライドライトなどがありますが、魚だけであれば蛍光灯やLEDで十分ですので好みのものを用意しましょう。
ただし、サンゴを飼育するのであれば、ライトは必須になります。
我が家ではこのLEDライトも使っています。
人工海水
海水を作るための塩で、水道水に溶かして海水を作ります。
残念ながら粗塩では魚は飼えません!ので人工海水の元を使って海水を作りましょう!
もちろんキレイな海から汲んできた海水でも魚を飼育できます。
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比重計
海水の塩分濃度を測定するための器具です。
比重計を使って比重を1.023になるように調整しましょう!
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水温計
水温を図るためのものです。
ガラス製の水温計からデジタル表記のものまであります。
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まとめ
以上のように、海水魚を飼育には
- 水槽
- ヒーター&サーモスタット等
- フィルター
- 照明
- 人口海水
- 比重計
- 温度計
が必要です。
これらは最低限必要なものですので、これらだけでは長期飼育するには頻繁に水替えをする等、飼育者の努力が必要になってきます。
他にもたくさんの器具が販売されていますので、それらを利用することで飼育者の負担も減らせるでしょう。
せっかく飼育を始めたお魚たちが快適な生活を送れるように、余裕のある方は他のアイテムも揃えてみましょう!
最後まで「アクア版やってみたブログ」を読んで頂きありがとうございました。
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はじめまして、くろっこっていいます
昨日からクマノミを飼いはじめました。
わからないことばかりで今ネットで検索してたところ同じ滋賀県民の方だと思い、コメントをしてみました。
さっそく、聞きたいことがあるのですが、飼っているクマノミがエサを食べずに困っています
エサはどんなんを与えているのでしょうか?
くろっこさん、初めまして。
同じ滋賀県民からのコメント嬉しいです。
我が家では、主にメガバイトという粒状の人工飼料を与えています。
それと時々、冷凍ブラインシュリンプ・冷凍シラサエビを与えています。
くろっこさんの場合は、購入されたばかりということもあり、クマノミが人工飼料を餌だと認識していない可能性があります。
その場合は餌付けをして餌の味を覚えさせる必要があります。
熱帯魚店で人工飼料を食べていた個体であれば、餌が急に変わってしまったのかもしれませんし、一度購入されたお店に与えていたを餌を聞いてもいいかもしれません。
その他に考えられることとして、水槽の変化にクマノミが戸惑っている、若しくは、くろっこさんの水槽の水質が安定しておらずクマノミが体調を崩している可能性もあります。
魚の場合は、2~3日餌を食べなくても餓死することはありませんので、2~3日様子を見て貰って、それでも食べないようであれば、冷凍餌やスーパーで売っているアサリを食べさせてみるのも一つの手段だと思います。
わからないことがたくさん出てくると思いますので、いつでも質問してくださいね。
遅くなるかもしれませんが、必ず返信はさせてもらいます。
返事ありがとうございます!
フレークなんですが食べないみたいです!一度冷凍系飼ってみます!
あと、この時期なんですが、冷却ファンでも対応できますか?今水温が27度なんですが
クーラーは費用的にすぐには買えず
おはようございます。
クーラー高いですよね。
それでもなるべく水槽を温度の上がりにくい部屋に設置したり、部屋のクーラーを入れたりして調整すれば十分滋賀の夏を乗り切れますよ。
クマノミだけなら冷却ファンでも対応できますよ。
イソギンチャクを入れると少し危ないかも。
なのでイソギンチャクを考えておられるなら秋以降がベストだと思います。
お久しぶりです!
今悩んでいることがあり、質問したいことがあります。
先週ナジェールで30センチキューブ水槽26リットルを購入して今カクレクマノミ二匹、キャメルシュリンプ一匹いるのですが、後何匹生体入れること可能でしょうか?
ネットなど調べてるのですが、人によって様々で💦
あと、外部フィルターっていりますかね?
今海道河童大とテトラの外掛けフィルター二つ使用しているのですがいるのですが!
くろっこさん、お久しぶりです。
30㎝キューブ水槽であれば、現状のままがベストだと思います。海水は淡水と違って水が汚れるのが早いです。なので生体をたくさん入れてしまうと、その分だけ水の汚れが早くなります。水が汚れると魚達は病気を引き起こしやすくなります。
ですので、私の意見としては30センチキューブの水槽では、クマノミ2匹程度にしておいた方がいいと思います。
ただ、どうしても入れたいのであれば、水替えの回数を増やせば維持することは可能だと思います。が、そのぶんくろっこさんの負担が増えてしまいます。
負担が増えても大丈夫であれば、飼育数を増やすことは可能です。
ちなみに外部フィルターは、水量を増やす意味ではあった方がいいですが、なくても大丈夫だと思います。
そのお金で外掛けフィルターのろ材を変更するなどもいいかもしれません。ちなみに私は海道河童大の空きスペースにもろ材を突っ込んでます。
いつもありがとうございます!
やっぱり生体増やしたい願望がありまして💦
外掛けフィルター二つで大丈夫ですか??ろ材ってナジェールでも売ってますー??
水換えって一カ月何回ぐらいすればいけそうですかー?
外掛けフィルターでも2台あれば大丈夫だと思います。私も30㎝キューブに海道河童大のみ1年以上維持できましたので。生体増やすのであれば、必ず1匹ずつ増やしてくださいね。
ろ材はナジェールでも売ってますよ。リング状のろ材を入れるといいと思います。
水替えは、環境によって変わってきますので、一概には言えませんが1週間から10日1回、半分~3/1程度の交換が目安になります。
毎日水槽を観察して、汚れてきたとかコケが生えてきたと思うと水替えのタイミングかと思います。
これを続けていくと、なんとなく水の汚れ具合とかがわかるようになってきますよ。
こんにちわ!
今日メガパワー2045を購入して外掛けフィルター二つ使用していこうかなぁーって思ってるんですが、これで水質は安定しますかね?
あとは、生体で悩んでいます!この装備じゃプラス二匹は水質崩壊になるかって悩んでいます!
いつも質問ばかりすみません!
くろっこさん、こんばんは。
メガパワー2045は、水量にして1リットルちょっとしかないので安定という意味では厳しいと思います。
無いよりはマシだとは思いますが。海水は、けっこう水量がものを言う部分がありますので。
クマノミを飼われて一か月以上経っていると思うので少しずつ安定してきていると思います。
プラス2匹であれば、一匹ずつ様子を見ながら入れれば大丈夫かもしれません。
実際に30㎝キューブ水槽で4匹以上の魚を維持しておられる方もたくさんおられます。