
こんにちは。ジョージです。
海水魚を飼っているとデトリタスっていう言葉を時々聞きますよね。
淡水ばかりやっている時は、あんまり聞きませんでした。
そんなデトリタスですが、イマイチよくわかりませんよね。
なので今回はデトリタスについて書いて行きたいと思います。
デトリタスとは
デトリタス (Detritus) とは、生物遺体や生物由来の物質の破片や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする微細な有機物粒子のことであり、通常はその表面や内部に繁殖した微生物群集を伴う。 陸上の土壌に混入した有機物片のことを指す場合もあるが、多くの場合は水中のそれを指す。(ウィキペディアより抜粋)
つまり、水槽の生ごみみたいなもんです。
生体の入っている水槽には必ず存在し、流れのない水底に蓄積します。
写真は我が家のメイン水槽から吸い出したデトリタスです。
デトリタスがあると水槽にどんな影響があるの??
デトリタスは、生物の排泄物や餌の食べ残しなので、そのままにしておくと水質悪化の原因になります。
そのままにしておいても生物ろ過がきちんと働いている水槽では、バクテリアの作用によりアンモニア→硝酸塩→亜硝酸と分解してくれます。
ですから、少し溜まったところで生体にすぐに影響が出るわけではありません。
しかし、亜硝酸と言えども生体にとってはない方がいいので、極力デトリタスが蓄積しないようにしましょう。
デトリタスはどこに溜まりやすいの??
デトリタスは、流れの少ない底砂やライブロックの上に溜まっていきます。
流れのあるところでは、デトリタスも流されて行きますので、止水域ができないように強めの水流を作るといいでしょう。
強い水流を作ってそのままフィルターに流し込んでしまいましょう。
ライブロックスタンドなどを使って、ライブロックと底砂の間の水通しをよくするなど工夫してみるのも効果ありです。
しかし、どれだけ水流の強い水槽でも、ベアタンクでもない限りライブロックの隙間や流れの弱いところには溜まるものです。
あまり神経質にならずに、溜まったら吸い出しましょう。
溜まったデトリタスはどうすればいいの??
デトリタスは必ず存在するものです。
水替えの時に一緒に吸い出してしまいましょう。
私の場合は、プロホースを使って水替えをしていますので、こんな感じで底砂をザクザクしながら吸い出しています。
底砂を触ると白点病の原因の白点虫が舞い上がると言われる方もいますが、プロホースで吸い出すと白点虫も一緒に吸い出せるのか、白点病が広がったことはありません。
おわりに
今日はデトリタスについて書きましたがいかがでしたでしょうか。
私の個人的な見解では、それほどデトリタスを気にする必要ないと思います。
水替えの際に吸い出してしまえば、それで十分だと思っています。
プロホースでデトリタスを吸い出すのも、水槽がキレイになっている気がして気持ちいいもんですよ。
とくにライブロックの脇を吸い出すときは快感だったります。(笑)
水槽立ち上げやレイアウト変更の時に、止水域ができないように少しライブロックの配置を考えるだけでも効果はあると思います。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
今日も最後まで「疑問だらけのマリンアクアリウム」を読んで頂きありがとうございました。
ポチって頂けると励みになります。
Leave a Reply