海のコケ取り生体たち

こんばんは。ジョージです。
みなさんの水槽はコケに悩まされていませんか?
我が家の水槽は、立ち上げて1年程になりますが、いまだ茶ゴケがよく生えます。
栄養過多なのかと思って水替えお頻度を上げると固めの別の種類のコケが生えてくる( `ー´)ノ
今度はそのコケを頑張って減らすとまた茶ゴケや別のコケが出てくる・・・・
この繰り返して、全然コケが減りません。
なかなか人間の力だけでコケの生えにくい水槽を維持するのって大変ですよね。
ライブロックに付着したコケなどは人間の手では取りずらいですしね。
今日は、そんなコケを食べてくれる生体を紹介していきたいと思います。
良く食べてくれる生体からほんとに食べてんのかコラァァァという生体までいますので、水槽に合った生体を選んで下さいね。

ちなみコケの原因として、

    • 光量が多すぎる
    • 栄養塩が多すぎる
    • 餌の量が多すぎる
    • 魚の量が多すぎる

ことが考えられます。

コケ取り生体を入れる前に、上記原因を少しでも改善することでコケの発生は間違いなく減るはずです。


ハギ系の魚を飼う

キイロハギ

名前のとおり全身黄色のハギです。
非常に美しく観賞価値の高い上、積極的にコケを食べてくれる、更には他の魚に悪さをしないという必ず水槽に入れたい一匹です。
緑色の糸状のコケをよく食べます。
我が家では90㎝水槽にキイロハギを一匹入れたところ、糸状のコケが全てなくなりました。

コーレタン

キイロハギ同様にコーレタンもよくコケを食べてくれます。
全長20センチ弱の大きさですので、小型~中型水槽のコケ取りにも適しています。
草食傾向が強いですが、コケだけでは痩せてしまいますので、餌もしっかり与えましょう。

ヒフキアイゴ

雑食ですが海藻を好んで食べてくれます。
丈夫で飼育し易く、混泳にも向いていますので水槽のコケ取りにおススメの一匹です。

カエルウオ類を飼う

ヤエヤマギンポ

カエルウオ・ギンポ系の魚達は、茶ゴケ類をよく食べてくれます。
カエルウオの仲間は可愛くて愛嬌のある顔をしていますので、コケ取りだけでなく水槽を楽しくさせてくれる種類です。
その中でも特にヤエヤマギンポのコケ取り能力は優秀です。

世界中に生息していますが、日本では名前のとおり八重山諸島周辺の南西諸島に生息しています。
ライブロックからガラス面までのコケを食べますが、食べた跡は決してきれいではありません。
ガラス面は人の手できれいにしましょう。

カニ類を飼う

カニの仲間は肉食の種類が多いですが、紹介するエメラルドグリーンクラブやトゲアシガニは雑食でコケ類もよく食べてくれます。

エメラルドグリーンクラブ

エメラルドグリーンクラブは、名前のとおり全身がエメラルドグリーンのカニです。
全長5センチ程度の大きさで、動きもゆっくりしており、コケ類の摘まんでいる姿も可愛らしい種類です。

トゲアシガニ

トゲアシガニもよくコケを食べてくれます。
エメラルドグリーンクラブとは違い、動きは非常にすばしっこく、夜行性になります。
ライブロック入っている水槽では捕まえるのが難しいです。
我が家のトゲアシガニは、石灰藻もばりばりと剥がして食べているようです。

貝類を飼う

貝類は基本的にコケを食べてくれます。
その中でも紹介する以下の貝類はよくコケを食べてくれ、用意に入手できます。

マガキガイ

シッタカガイ

底砂を這いまわるコケ取り貝です。
マガキガイをいれておけば底砂についている茶ゴケは減っていきますし、餌の食べ残しも処理してくれるクリーナーです。
この種も基本的には夜活発に動き出しますが、昼も活動していることもあります。
基本的に底砂を這っていますが、夜中にライブロックやガラス面にへばりついてコケを食べています。
食べる姿も像が鼻を伸ばしているようにユニークで、意外に見飽きない一匹です。

タツナミガイ

本当に貝?と思うカタツムリのような生き物です。
見た目に反してこの種のコケ処理能力は凄まじいです。
コケを感知すればどこでも食べに行きます。

ハナビラタカラガイ

見た目が非常に綺麗で人気の貝です。
コケ取り要員の見た目にもこだわりたい方向けの種類です。
この種も夜行性で、ライブロックやガラス面のコケを中心に食べてくれます。
コケ処理能力はシッタカガイに若干劣るようです。

シッタカガイ

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マリンアクアリウムの中で最もポピュラーなコケ取り貝ですが、シッタカガイという名前で様々な種類の貝が売られているようです。
コケ取り貝を総称してシッタカガイと呼んでいるようです。
海に行けば、岸壁にたくさんくっついており、我が家では採集してきたシッタカガイようの貝を入れています。
採集の際は、その地域の漁業権などを調べてから採集するようにしてくださいね。

ウニを飼う

ウニ系のコケ取り能力はすさまじいですが、コケだけでなくレイアウトを破壊するブルドーザーのようなパワーを持った生き物です。
ライブロックがガッチリ固定されている水槽やベアタンク向きだと言えます。
その中で比較的扱いやすいのオニヒメブンブクになります。

オニヒメブンブク

コケ取りはもちろん底砂に潜りますので底砂の中のゴカイやウミケムシ等の駆除に重宝します。
底砂も攪拌されますので、コケも付きにくくなり、残り餌等も処理してくれます。

ヤドカリ類を飼う

ヤドカリ類は雑食ですのでコケも食べてくれますが、コケ取り能力は低いと思います。
残り餌や魚の死体を残さず食べてくれます。
美しい種類も多く、水槽のアクセントとしてヤドカリを入れてみるのも面白いと思います。

ユビワサンゴヤドカリ

青色が美しい種類です。
大きさは数センチ程度ですが、パワフルでライブロックを動かすこともありますので、レイアウト次第では注意が必要です。

最後まで「疑問だらけのマリンアクアリウム」を読んで頂きありがとうございました。
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